脱毛を受けるときは毛周期を考えて

「毛周期」というのは、体毛が生えたり抜け落ちたりを繰り返す、その一連のサイクルのことをさします。ヘアーサイクルともいいますが、こちらの名称の方がイメージが湧きやすいかもしれませんね。

 

ヒゲやワキなどの体毛は毛穴の底部にある毛母細胞が細胞分裂することで形成されます。細胞が増加すると細い毛穴の中で上へ押し上げられ、毛穴から外へ出ます。

 

このように毛が皮膚の表面に伸びている期間を、成長期といいます。

 

毛周期

 

一定の期間が過ぎると、毛根は徐々に乾燥し毛穴から離れます。この時点で成長期は終わりです。このあとは退行期、そして毛が抜け落ちると休止期になります。

 

サロンの光脱毛は、一定の波長を持ったライトを照射してムダ毛のメラニン色素に熱を発生させ、その熱で毛根にダメージを与える方法です。

 

そのため、当然のことながら成長期のムダ毛に照射しないと脱毛効果がないのですが、人の体はすべての毛穴から毛が生えているわけではなく、成長期に入っている毛は全体の3分の1に過ぎません。

 

たいていの脱毛サロンでは施術と施術の間に2ヵ月程度のブランクを取っていますが、これは毛周期が関係しています。最初の施術では休止期に入っていた毛が成長期に移行して、毛が生えそろってくるのに、だいたい2ヵ月かかるのです。

 

女性の足のムダ毛

 

この施術サイクルを繰り返していくと、12回、つまり2年くらいでほぼすべての毛穴に脱毛処理を行える計算になるようです。

 

とはいえ、一口に毛周期といっても、実はヒゲやワキやデリケートゾーンなど部位によってかなり違いがあります。腕の産毛などは毛周期が短いですし、デリケートゾーンは毛周期がかなり長いです。

 

毛周期が長い部位は、きれいに脱毛するにはどうしても時間がかかることになりますね。

 

サロンで一部分を処理したい場合は毛周期のことはそれほど考慮する必要がありませんが、全身脱毛でいくつものパーツを脱毛処理したい場合は、毛周期の違いが問題になることも考えられます。

 

ほとんどのパーツは終わったのに、一つ、二つのパーツがいつまでも終わらないと、料金の面でも困りますよね。

 

全身脱毛を受けるときは毛周期をチェックして、施術期間違いが出た場合の対処を事前に聞いておくとよいのではないでしょうか。